腰痛 肩こり 原因は体の使い方の癖?
今日は、私の「ある癖」を克服するまでの顛末を書きます。
一時的に楽になっても、すぐに肩こりや腰痛を感じてしまう場合、様々な原因が考えられますが、
その原因の一つに体の使い方の癖・習慣があると思います。
身体の使い方の習慣が影響しているのであれば、変えていくことが症状の改善に繋がるかもしれません。
ただ、長年の習慣は癖とも言い換えられますが、変えるのは大変です。
変えるのが大変な癖をどうやって克服したかという話ですので、興味のある方は読んでみてください。
先日、いつものように自転車で治療院へ向かっている時、
「あること」が無意識に出来ていたことに気が付いて、嬉しくなりました。
「あること」を意識して行動して、その「あること」が無意識に出来るようになるまで、実に約1年半掛かりました。
その「あること」とは、自転車の左ブレーキを先に効かせることです。
ご存知のように、自転車は前輪のブレーキが右、後輪のブレーキが左です。
私は自転車のブレーキは右から掛ける「癖」があり、急制動を掛ける時、右と強く握ることで前輪がロックしてしまい、
前のめりになり、転倒するリスクがあります。
そのリスクがあるのは分かっていても、実際に痛い目を見ないと学べない残念な私。
その痛い目を見ることになったのが2017年の夏です。当時の愛機はマウンテンバイク。
住宅街の一方通行を走っていた時、一旦停止線を無視して出てきた自転車がいました。
驚き、咄嗟にブレーキを掛けましたが、当然強く作用したのは前ブレーキ。
狭い道を走るのでそれなりの速度で走っていましたが、ブレーキの掛け方が強すぎて、
前のめりになり、そのまま転倒。身体が一回転して、地球に頭突きしました。
相手に当たることがなかったのは良かったですが、人生初の脳震盪を経験しました。
その後、病院で検査しましたが、大事には至りませんでした。
そして、この事故を切欠に、左ブレーキを意識的に使うようにしました。
そのうち意識していればスムーズに左からブレーキを掛けられるようにはなりました。
問題は、無意識下のブレーキです。
意識をして左ブレーキから掛けられるようになっても、咄嗟の際は、やはり右から掛けてしまう。
そもそも、咄嗟にブレーキを掛ける場面に遭遇するのが稀。というのも上達?出来ない一因だったかもしれません。
事故から1年が過ぎて、2018年の秋頃、急な雨に降られて自転車が濡れてしまいました。
前輪のホイールに汚れが付いてしまい、右ブレーキを最後まで掛けると「キーッ」とあの嫌な音がするようになりました。
あの音は不快でしかないですよね。すぐに汚れを落とさないと周りにも迷惑がかかる。
ボロ布を持ってきて拭こうとした時、ふと、この音を利用しようと思いつきました。
不快な音がするのは前輪だけ。不快な音がするから音がしないように右ブレーキを優しく掛けるようになるのではと考えました。
思った通りで、最後までブレーキを掛けてしまうとキーッと鳴るのが警告音の役割を果たしました。
ブレーキは左がメインで速度をコントロールして、右はなるべく音がしないように軽く踏むようになっていきました。
そしてついに先日、ようやく?本気で急制動を掛ける場面に遭遇した際、咄嗟の場面でも左からブレーキを掛けていたのです。
それまでも、軽く急制動を掛ける場面はちらほらあり、その時も出来ていましたが、本気の急制動は初めて。
いつの間にか脳が無意識でも左からという反応をするようになっていたのです。
今回、ブレーキの癖を変えるために役に立ったのは、警告音でした。
もちろん、変えようとした意識がとても大事であって、継続してやり続けたことも大事。
時間は掛かりましたが、癖を克服したことで、自転車での前のめりに転倒するという、
下手したら命に直結する事故に繋がりかねないリスクと、転倒したらという恐怖感から解放されました。
今回は極端な例を上げましたが、思考や身体の癖を変えることで、今迄と違う世界が待っている。
そんな気がします。
皆さんはどう思われましたか?
最期まで読んでいただき、ありがとうございました。
頭から足先まで、どんな症状でも、トータルケア!!
巣鴨 林治療院
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